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1.デザイン

1.デザイン

デザインを決めます。初心者やデザインが苦手な方は参考になる写真などでもOKです。
講師と相談しながら縫い方など細かいところまで決めていきます。
木型にデザインテープを貼り、ラインを描き込んでいきます。
バランスのとれたフォルムと綺麗な曲線が大切。

2.型紙

2.型紙

テープを切り取り、台紙に貼ります。
それをもとに裁断のための型紙を作ります。
コンパスを使ってミリ単位の精度で正確に設計します。

デザインによって千差万別な形になりますが、法則性はあります。
それが分かってくると自分でデザインを考える力が飛躍的に向上します。

3.革を選ぶ

3.革を選ぶ

デザインに合わせて革を選びます。もちろんお好みに合わせて色や柄を選んで頂きますが、それだけではありません。牛(カーフ・キップ・ステア)、山羊、羊、バッファロー、パイソンなどの様々な動物の革に加えて、それぞれにスムース、スエード、ヌバック、ベロア、エナメル、プリント、箔押しなどの加工があります。その革の厚さ・固さ・質とデザインの関係性が仕上がりに影響します。また、内側の革も馬革・豚革の中から選びます。

4.裁断

4.裁断

布と違い革は繊維や伸びの方向が均一ではありません。また部位により善し悪しがあります。
それぞれのパーツを正しい部位に正しい方向で型入れ(切る位置を決める)をします。

革切り包丁で型紙に忠実に裁断します。滑らかな曲線を切るには曲線に合わせて包丁を持つ角度を変えることです。

5.革漉き

5.革漉き

革漉きとは革を薄くする加工で、コバ漉き(端を斜めに薄く切る)とベタ漉き(全体を均一に薄くする)があります。
革漉き機で各パーツの必要な箇所を的確な厚さに漉きます。
失敗すると革が破れてしまうため、基本の扱い方をしっかり学びます。

6.折り込み

6.折り込み

漉いた革にゴムのりを塗り、パーツを貼り合わせます。
履き口にテープ状の芯を入れて、ハンマーでふちを5mm折ってきます。
ゴムのりの塗り方、芯の貼る位置の正確さ、ハンマーや手の使い方などすべてが仕上がりに影響します。

7.ミシン

7.ミシン

靴専用のミシンを使用します。
革の端1mmを縫うことがほとんどなので、普通のミシンと比べてシビアです。
練習も必要ですが、一足の仕上がりを気にしすぎるよりも足数をこなした方が上手くなっていきます。

8.つり込み

8.つり込み

木型に縫製した革(アッパー)を貼付ける作業で、一番靴作りらしい作業です。それだけに腕の差も歴然と出てきます。
ワニという道具でしっかりと木型にフィットするようにタックス(鋲)で止めていく。かかととつま先が特に技術の差が出ます。
また、ヒールのある靴を作るときは中底(靴のベースとなる材料)がかなり重要パーツとなります。当店では専門の業者に作ってもらっています。

9.底貼り

9.底貼り

グラインダーで本体の底面を削り、接着剤を塗って、底を貼付けます。接着剤の塗り方や、底の貼り方に技術が出ます。
それから、圧着機にかけてしっかり隙間がないように接着します。
その後、ヒールを取り付けて、木型を抜き、中からネジと釘でヒールを固定します。
本底(靴底)は業者で作ってもらったものを使用します。
自分で作るよりも綺麗で安くて手間もありません。ちなみに靴メーカーも本底は作りません。

10.仕上げ

10.仕上げ

中敷きにお名前や好きな言葉を箔押しします。
自分のブランドみたいでテンションも上がります。
靴の中に敷いたら完成です。

OTO Workshopでは手作りだけど、手作りに見えないクオリティーを目指しています。
できる限りメーカーの靴職人と同じ作り方、同じ材料、同じ条件で靴を作っています。だから綺麗に、早く、材料費が安く作れます。

当ワークショップはセメンテッド製法で底付けします。
セメンテッド製法とは接着剤で底を貼る靴の作り方です。
言葉にすると簡単そうですし、“手作り靴”というと手縫いを思い浮かべる人が多いので、これから靴作りを始めようという人にはセメンテッドは軽視されがちですが、実践には専門の知識が必要です。
世界の婦人靴の95%以上で採用されているので、もし、デザイナーや職人など婦人靴を扱う仕事を目指すのであればその知識は必須です。

すべての行程において綺麗に仕上げるためのコツがあります。
靴業界20年のキャリアと専門学校講師時代から靴作り指導10年以上の経験で、初めての方でも綺麗に仕上がるよう、些細な作業まで理論的に指導しています。

各トライアルプランでは、3〜10の工程を体験できます。(5と7は見学)

レギュラーコースではこれら全ての工程を実践します。
さらにしっかり学びたい方にはデザイン画や中底・本底・月形の設計、仕様書の書き方、原価計算などもレクチャーします。